化学調味料を使用した出汁では、1gあたり0.34gの塩が使用されており、これだけで生後半年の赤ちゃんの1日の塩分摂取量に相当します。
しかし「栄養だし」の塩分は1gあたり0.01g。一般だしの約1/30に塩分量を減らすことができます。
イワシには「肉間骨」という小骨があり、この小骨こそがイワシのカルシウムのもとになっています。
「かつお節」は頭、内臓、骨を取り、節加工されますが、「いわし節」は水揚げ後新鮮なイワシを丸ごと節加工し、骨も含めて魚丸ごと製粉するので、カルシウムをはじめタンパク質、鉄分などの栄養素が豊富です。
「栄養だし」は約80%が「いわし節」です。
栄養成分 100gあたり
カルシウム | 鉄分 | たんぱく質 | 食塩 | エネルギー |
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2,090mg | 15.8mg | 66.3g | 1.44g | 359kcal |
「栄養だし」の原材料は、国産の「いわし節(千葉産)」を3種類、「宗田節(高知県)」「かつお節(鹿児島県)」です。
これらすべて節加工といって燻しており、魚臭さがなくなります。
さらにイワシ3種類を独自のバランスでブレンドすることで、栄養と旨味のバランスを整えています。そうすることで化学調味料はもちろん、砂糖や塩が無添加でもおいしさが引き立ちます。
またこの節加工は、かつお節をつくる日本古来の加工法で、自然の酸化防止効果があると言われており、保存料、酸化防止剤も不使用です。